21日・講演1
「読むことは創ること」
増田喜昭(ますだ よしあき)
子どもの本専門店「メリーゴーランド」店主
内容
本と子どものあいだには、不思議な空間があります。それは、本の作者と読者が共に創りだす、おはなしの世界です。子どもは全身でおはなしの世界に入りこみ、大人になっていく勇気と優しさを養っているのです。
本を喜ぶ子どもは、本という場所にもうひとつの自分の居場所を見つけ、新しい友だちに出会い、現実をより豊かにする方法をすでに知っているのですね。
講師プロフィール
1976年 子どもの本専門店「メリーゴーランド」を開く。作家・画家などを招き、子どもと子どもの本を考える「レクチャー」を月1回開催。プロの絵本・童話作家の養成ワークショップ「絵本塾」「童話塾」を主宰。2007年 京都店(四条河原町)を開店。その他、新聞、雑誌のコラムの執筆、各地での講演会など、子どもの本の普及、遊びと学びのある子どもの居場所づくりに力を注いでいる。
著書
「子どもの本屋、全力投球!」晶文社
「ヨムヨム王国」晶文社
「子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド」晶文社
「落語ワンダーランド(全6巻)」喜とう舎
近ごろは、フェリシモ出版で33冊の絵本
「おはなしのたからばこ」をプロデュースし、
話題を呼んでいる。
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